Gizmode Japan
かわいい小さなプラスチック製のカップです。でも、もっと小さくなるのがちょっとほかと違います。

普段は何の変哲もないプラスチックの平たい板になっていて、使う前に折り紙の要領でちょちょいと組み立てれば食器の出来上がり。というアウトドアなんかにピッタリのアイデアグッズです。

今日は福岡アジア美術館で開催されている「Gマークの50年展」を見てきました。
Gマークはグッドデザイン賞に選ばれた商品がつけることのできるマークですよね。

一番最初に展示されていたのは、ずばり炊飯器。
僕には、昭和の日本のイメージの代表、って感じに見えたけど、
当時としては画期的なデザインだったんだろうなぁ・・・。
母さんは「懐かしい」を連呼してました。

それから・・・テレビ!
映画に出てくるコックピットのモニターをイメージした、という説明を見ないと、
これまた“古きよき日本”的印象にしか受けないテレビ。
やっぱ見方を変えるって重要なんだねぇ・・・

ラジオ、カメラなどは時代の変化とともに小さくなったり、デザインが多様になったりと、やっぱり進歩を感じました。
カメラといえば、「写ルンです」もグッドデザイン賞受賞。ちょっと意外。

食器類も多くありました。
スプーンに灰皿にしょうゆさし・・・・・・。
キッコーマンのしょうゆもグッドデザイン賞。
買ってきて詰め替えるのが当たり前だったしょうゆを、
そのまましょうゆさしとして使える形で販売したのが評価されていました。
でも今はまたエコの観点から「詰め替え」が最注目されてるけどね(笑)

近年になると受賞作もパソコンソフトから建物、テレビ番組などと多種の分野に広がりを見せます。
「±0」という家電シリーズが受賞を受けていましたが、これはとても興味を持ちました。

一番最初に取り上げたカップの話は、今日展示されていた“購入者がミシン線通りに切り取ると服や帽子などができる布”や“紙でできた緊急用担架”に似ているところがあるなと思ったからです。